6 Preludes Op.13とは? わかりやすく解説

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スクリャービン(スクリアビン):6つの前奏曲

英語表記/番号出版情報
スクリャービンスクリアビン):6つの前奏曲6 Preludes  Op.13作曲年1895年  出版年1897年  初版出版地/出版社: Belaïev 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 ハ長調 C dur2分30秒 No Image
2 イ短調 a moll1分00 No Image
3 ト長調 G dur1分00 No Image
4 ホ短調 e moll1分30秒 No Image
5 ニ長調 D dur1分00 No Image
6 ロ短調 h moll2分00 No Image

作品解説

2008年5月 執筆者: 齊藤 紀子

 《24の前奏曲 作品11と共に1897年出版され数々前奏曲集1つ23歳時にモスクワ作曲された。

第1曲目 ハ長調 4分の3拍子 マエストーソ
 コラール想起させるような荘厳なつくりとなっている。1度に響く音域広くオルガン想起させるテクスチュア特徴的である。

第2曲目 イ短調 8分の6拍子 アレグロ
 16分音符8分音符かみ合うこの曲は、ポリ・リズムに頼ることがない左右の手それぞれに独自のうねりをみせ、その音の動きしなやかさ際立っている。

第3曲目 ト長調 4分の3拍子 アンダンテ
 右手ゆっくりと歩むようなメロディーに、左手うごめくような3連音符添えられている。

第4曲目 ホ短調 4分の2拍子 アレグロ
 3対5のポリ・リズムの手法がとられている。非和声音美しく多用されている。そして、最後ピカルディー終止が、この曲の美しさ極めつけとなっている。

第5曲目 ニ長調 8分の6拍子 アレグロ
 重音による右手メロディーに、幅の広い左手分散和音添えられている。

第6曲目 ロ短調 8分の6拍子 プレスト
 オクターヴ基調としている。メロディーは、途切れがちになったり、引き延ばされたりし、この曲の推進力変化寄与している。そして、そのような推進力変化が、この曲集の締めくくり築いていると考えられる




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