4号線の開業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 16:34 UTC 版)
「ビーレフェルト・シュタットバーン」の記事における「4号線の開業」の解説
運転間隔の短縮や速度の向上によりシュタットバーンは利用客から高い評価を受け、開業から1ヶ月だけで利用客は開業前から30%も増大した。それに伴い誘導電動機・VVVFインバータ制御を採用したM8D形電車が1992年に発注され、1994年11月25日から営業運転を開始した。一方で路線の拡張も進み、1995年から1996年にかけて3号線の東部区間にあたるSieker Mitte - Siteghorst Zentrum間の延長が実施された。また同年3月からは新たにビーレフェルト大学方面へ伸びる4号線の建設が始まり、2000年4月2日に地下区間(Hauptbahnhof - Rudolf-Oetker-Halle)が先行開業し、2002年9月29日に大学駅(Universität)を含む残りの地上区間(Rudolf-Oetker-Halle - Lohmannshof)が全通した。 なお、その間の2000年8月には路面電車やバスなどビーレフェルト市内の公共交通運営権が、ビーレフェルト市交通局から市の完全子会社である有限会社(GmbH)のmoBielへ移管された他、先立つ7月からはノルトライン=ヴェストファーレン州に存在する他の交通事業者との共通運賃制度を導入し、地域間の利便性が向上した。 これらの更なる施策が功を奏し、開業15周年を迎えた2006年時点におけるシュタットバーンの年間利用客は、転換前から70%も増大した。
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