37564人目の悲劇―ジャンル『雑魚戦闘員』
作者成田良悟
収載図書世界の中心、針山さん 2
出版社メディアワークス
刊行年月2007.2
シリーズ名電撃文庫
37564人目の悲劇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 06:32 UTC 版)
「世界の中心、針山さん」の記事における「37564人目の悲劇」の解説
No.37564 〜雑魚戦闘員〜 「クロック」の雑魚戦闘員。過去にいくつもの悪の組織に捕まり、計4回体をさまざまな方法で雑魚戦闘員に改造された過去を持ち、ヒーローよりも強い。しかし、彼自身が自分の力で得た力ではないので、彼はその力に対して自信を持てないでいる。 クラリタスによると、彼は世界に存在するあらゆるものに存在する死・滅び・敗北などに対する反動であり、決して何が起ころうと滅びることはなく、いかなる存在にも勝つことができる無敵の存在である。前述の改造を重ねて受けていたのも、彼が敗れることになった可能性に対して、自然にそれに打ち勝つ準備が現象として働いた結果である。 モデルは著者が高校時代に書いた『僕が考えた最強キャラ』が基になっており、成田作品最強の存在と設定されている(『バッカーノ!』のクレアやロニー、『デュラララ!!』の平和島静雄、『ヴぁんぷ!』のホーキングを超える)。 シルク・シックル(No.13871) 〜怪人〜 「クロック」の元女性戦闘員で、ハナカマキリの怪人に昇進する。No.37564の強さを知ったうえで、恐怖を抱かず普通に接した数少ない人物。 時平 有紀(ときひら ゆうき) 〜ある日の暴君・悪の秘密結社総統〜 「クロック」の総統であり、「ある日の暴君(ワン・デイ・タイラント)」を名乗る。私立所沢祭媛小学校6年1組に在籍している。クロックの前総統であった父親から知識と洗脳能力、そして総統の地位を引き継ぐ。ちなみに「クロック」のシンボルマークは(時平有紀として)針山真吉にデザインしてもらったもの。 No.29182 「クロック」の雑魚戦闘員。No.37564にあこがれている。クロックの本拠地がジェノサイダーに壊滅させられたときに生き残った。
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