2020年大統領選
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 18:57 UTC 版)
「エリザベス・ウォーレン」の記事における「2020年大統領選」の解説
2019年2月、マサチューセッツ州の党員集会で、2020年大統領選挙への出馬を表明。序盤戦では、国民へ一律の医療保険適用を呼びかけたほか、金融業界批判を行い、報道機関からはバーニー・サンダースとともに急進左派として扱われた。 2019年、夏場以降、同じ急進派のバーニー・サンダースが手術を理由に選挙戦を一時離脱、支持率でトップを走っていたジョー・バイデンが健康問題やウクライナ論争に巻き込まれるとエリザベス・ウォーレンの支持率は急激に伸び始めた。10月8日には、長らく二番手候補だったエリザベス・ウォーレンが支持率で首位を取ったとする調査結果も現れた。 2019年10月15日、民主党テレビ討論会に出席。ともに国民皆保険制度を提唱していたバーニー・サンダースが不在の中、保険に関する疑問や批判を一手に引き受けることとなり、財源の確保や受益者負担等の回答に苦慮することとなった。 2020年1月、バーニー・サンダースと党員集会で会談し、国民皆保険制度と大学無償化政策で一致した。 2020年1月に行われたCNNの世論調査では、民主党員あるいは民主党寄りの無党派層から19%の支持を獲得したものの。サンダースの27%、バイデンの24%には差をつけられた。内容的にも支持層の主力であったリベラル層がサンダース側へなびいていることが分析されており、支持が伸び悩んだ。3月3日のスーパー・チューズデーでは地元マサチューセッツ州でバイデンが勝利するなど厳しい状況となり、3月5日になって大統領選挙からの撤退を表明した。 他の候補の支持についてはその段階では明言を避け、バイデンが指名を確実にした後の4月15日にバイデン支持を表明した。
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