2014年 ウィンブルドンV2 世界1位復活
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「ノバク・ジョコビッチ」の記事における「2014年 ウィンブルドンV2 世界1位復活」の解説
全豪オープンでは、準々決勝で大会優勝を果たしたスタニスラス・ワウリンカに6-2, 4-6, 2-6, 6-3, 7-9の激戦の末敗退した。これにより4大大会連続ベスト4進出が14大会(歴代2位)で止まり、昨年の全米オープン後から続いていたマッチ連勝も28連勝でストップすることとなった。また、両者は前年の4回戦でも5時間を超える試合を戦っていたが、この試合ではワウリンカの攻撃的なテニスに屈する形となった。 2月下旬のドバイ・テニス選手権では準決勝でフェデラーに敗退。BNPパリバ・オープンでは決勝でフェデラーに勝利し、シーズン初優勝を果たした。続くマイアミ・マスターズでも、決勝でナダルに勝利し、自身2度目のBNPパリバ・オープン・マイアミ・マスターズ連続優勝を果たした。 クレーコートシーズン、モンテカルロ・マスターズでは準決勝でフェデラーに敗退。BNLイタリア国際では、決勝でナダルを破り3度目の優勝を果たした。全仏オープンでも決勝へ進みナダルと対戦するが、6-3, 5-7, 2-6, 4-6で敗退。2012年に続き、またもキャリア・グランドスラム達成を阻まれる形となった。ウィンブルドンでは、決勝で4時間に及ぶフルセットの激戦の末にフェデラーを下し、3年ぶり2度目の優勝を果たした。 その後の北米ハードコートマスターズでは、2大会連続で早期敗退を喫した。全米オープンでは準決勝まで進むものの錦織圭に敗退し、5年ぶりに決勝進出を逃すこととなった。 11月開催のBNPパリバ・マスターズでは、決勝でミロシュ・ラオニッチを下し同大会2連覇を達成。同時にマスターズ大会20度目の優勝、またマッチ勝利数も600勝という区切りの勝利となった。(ATPワールドツアーにおいて600勝は、現役では史上5人目の快挙となった)。 ATPワールドツアー・ファイナルズでは、ラウンドロビン3戦全勝で準決勝に進出。準決勝では錦織圭に6-1, 3-6, 6-0で勝利し3年連続の決勝に進出。決勝戦は、第2シードのフェデラーが試合前に腰の怪我により棄権したため、不戦勝という形で優勝。1987年イワン・レンドル以来の大会3連覇を達成し、2年ぶり3度目の年間最終ランキング1位で終えた。
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