2014年:クラウドファンディングによる資金調達
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「OMORI」の記事における「2014年:クラウドファンディングによる資金調達」の解説
2014年4月22日から同年6月6日までの45日間にクラウドファンディングサービスのKickstarterで、制作や製作期間の生活のために使われる資金調達を実施した。目標金額の2万2000ドル(約225万円)は1日で達成。最終的に5910人のバッカーから目標の10倍である20万3300ドル(約2100万円)を集め、当初予定されていた各リワードの出荷時期は2015年5月であった。5万ドル(約510万円)でmacOSへの対応が決定し、途中で新たなストレッチゴールが追加され、その内の10万ドル(約1千万円)の突破で日本語ローカライズ、18万ドル(約1800万円)の突破でニンテンドー3DSへの移植が決定した。同年6月5日には、初となるゲームプレイ映像が公開された。特典には出資額ごとに、ゲームとサウンドトラックのダウンロード権、ピンバッチ、Tシャツ、トレーナー、サウンドトラック入りのカセットテープとCD、オリジナルポスターなどが含まれた。 トレーラーといくつかのスクリーンショットしか公開されていなかったが、海外だけでなく日本国内でも『ゆめにっき』や『Ib』、『MOTHER』を彷彿とさせる雰囲気や世界観、また紹介動画(トレーラー)に使われた楽曲「My Time (OMORI Ver.)」に日本語の歌詞が使用され、さらなる不気味感を演出しており、その楽曲が日本のインターネットレーベル・Maltine Recordsから作品をリリースしているイギリス在中のポップミュージックアーティストであるbo enのものだったこともあり、瞬く間に注目を集めた。このことで、日本からの支援が予想以上にあったとOMOCATが伝えており、日本国内のメディアに取り上げられたことも最大の驚きだったと語っている。また、『MOTHER』や『ゆめにっき』と比較されることも好意的に受け止めているという。ただし、ニンテンドー3DSへの移植は時間の経過と共に取り消され、別の機種に変更されている。
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