2011年: キャンベルCEOの辞任、訴訟、ヴィンペルコム、オンタリオ州での拡大、Windtab+
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「ウインド・モバイル」の記事における「2011年: キャンベルCEOの辞任、訴訟、ヴィンペルコム、オンタリオ州での拡大、Windtab+」の解説
2011年2月4日、競争相手のパブリック・モバイル(英語版)とテラスが起こした訴訟により、連邦裁判所(英語版)が、CTRCがウインド・モバイルがカナダにおける所有権の条件を満たしていないという決定を覆した総督の決定は無効という判決を出したが、ウインドには弁論の文書提出に45日間の猶予を与えられた。3月18日、連邦控訴裁判所は連邦裁判所の決定を破棄することを求めたウインドによる弁論を審理した結果、グローバライブの主張とウインドがカナダにおける所有権の条件を満たすという総督の決定を認める決定を下した。9月19日、パブリック・モバイルはカナダ最高裁判所への上訴許可申請を行った。 3月17日、ロシアの携帯電話会社であるヴィンペルコムの株主はウインド・テレコムやウインド・モバイルの主要株主であるオラスコム・テレコムを含む資産を6億ドルで買収することに賛成し、2011年上半期あたりまでに完了するとした。この買収で加入者数が1億3700万以上になり加入者数で世界第5位の規模になる携帯電話会社が誕生するとされる。 6月、創設時のCEOであるケン・キャンベルが辞任し企業を去り、5つの主要市場とは異なる市場の構築を牽引するためにスタートアップの経営集団を率いることになった。さらに、かつてのオラスコム子会社でチュニジア最大手の携帯電話会社であるチュニジアーナのCEOに就任した。8月16日に同年のバックトゥースクール(英語版)に合わせキッチナーとウォータールー (K-W)でサービスを開始した。同時に、従量制加入者向けのオプションであるWindtab+と販売促進の一環として全加入者対象のスーパースマートプランが開始、両サービスともウインドの提供地域にいる全加入者が申し込むことができる。9月9日にゲルフへのサービス拡大が発表され、同月末に2店舗をゲルフに出店した。10月15日にセントキャサリンズとウェランドでもサービスを開始、両都市に1店舗ずつ出店した。同月、新製品の端末や特別な宣伝を引っさげてこれらの地域への出店を加速した。 11月7日、新たな宣伝キャンペーンを開始、「That's the power of Wind」というスローガンとオレンジを強調したコーポレートカラーが採用された。新たなキャンペーンの一環として「オー・カナダ」プランが提供された。23日にナイアガラフォールズでサービスを開始、これを記念してショッピングモールのザ・ペン・センター(英語版)にある店舗でNokia C7というスマートフォンが30台限定で発売された。また、ナイアガラ地域とグレータートロントとサービス提供地域として繋げることを計画した。12月4日から6日にかけてブリティッシュコロンビア州アボッツフォードやケンブリッジでサービスを開始、翌週13日にロンドンでサービスを開始した。
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