2012 SQ31
(2004 PR107 から転送)
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2012 SQ31 | |
---|---|
分類 | 小惑星 |
軌道の種類 | 小惑星帯[1] |
発見 | |
発見日 | 2004年8月11日[2] |
発見者 | L. H. Wasserman et.al. |
軌道要素と性質 元期:TDB 2456600.5 (2013年11月4.0日)[1] |
|
軌道長半径 (a) | 2.25970983(7) AU[1] |
近日点距離 (q) | 1.9384098(6) AU[1] |
遠日点距離 (Q) | 2.58100981(8) AU[1] |
離心率 (e) | 0.1421864(3)[1] |
公転周期 (P) | 1240.73045(6) 日 (3.40 年)[1] |
軌道傾斜角 (i) | [1] | 3.85460(1) 度
近日点引数 (ω) | 316.9353(3) 度[1] |
昇交点黄経 (Ω) | [1] | 78.0244(2) 度
平均近点角 (M) | 104.2720(2) 度[1] |
EMoid | 0.946713 AU[1] |
前回近日点通過 | JED 2456241.1292(5) (2012年11月9日)[1] |
次回近日点通過 | JED 2457481.8597 (2016年4月3日) |
物理的性質 | |
絶対等級 (H) | 17.9[1] |
別名称 | |
別名称 | |
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2012 SQ31 とは、小惑星帯に属する小惑星の1つ[1]。かつては準惑星にもなりうる巨大な太陽系外縁天体と考えられていた[4]。
発見
2012 SQ31 は、2004年8月11日にセロ・トロロ汎米天文台の L. H. Wasserman らによって発見された。この時点での仮符号は 2004 PR107 であった。この時には8月13日との計2回しか観測が行われず、すぐに行方不明となった[2]。この時点では、軌道長半径45.75AU、軌道離心率0.148という太陽系外縁天体であると推定された。絶対等級は4.6と推定され、推定直径は529kmという巨大な天体であると推定された[4]。このため、一時的には準惑星に分類される基準を満たしているとされ準惑星の候補天体にリストアップされ、同時に行方不明となった天体では最も巨大であると考えられていた[5]。
その後、2012年9月18日にスペースウォッチによって発見された 2012 SQ31 の軌道が調べられ、2004年の 2004 PR107 、および2009年12月27日に同じくスペースウォッチが発見した 2009 YS20 と同一の天体である事が確かめられた。これにより、2004 PR107 は太陽系外縁天体ではなく、もっとずっと近い小惑星帯の天体である事がわかった。また直径の根拠となる絶対等級も17.9と小さく改められたため、2012 SQ31 が準惑星候補であることはなくなった。また、同時に発見以前の2002年にも観測されている事が判明した[6]。
軌道の性質
2012 SQ31 は軌道長半径2.26AUという、小惑星帯のやや内側に位置する天体で、軌道離心率は0.14、軌道傾斜角は3.86度と比較的小さい。この軌道を3.40年かけて公転している[1]。
2012 SQ31 は、1961年6月9日にヘーベに対して679万kmまで接近していた[1]。
物理的性質
先述の通り、かつては絶対等級4.6、直径529kmの巨大な天体と考えられていたが、現在では17.9と小さく改められている[1]。太陽系外縁天体の時と同じく、アルベドを0.09と仮定すると、直径は1.2kmという微小な大きさとなる[4][7][8]。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s (2012 SQ31) JPL Small-Body Database Browser
- ^ a b MPEC 2004-R15 : 2003 QF113, 2004 OJ14, 2004 PR107, 2004 PS107, 2004 PT107 Minor Planet Center
- ^ Minor Planet Center
- ^ a b c List of Known Trans-Neptunian Objects Johnston's Archive
- ^ The Dwarf Planets Division of Geological and Planetary Sciences
- ^ 2004 PR107 = 2009 YS20 = 2012 SQ31 Minor Planet Center
- ^ Conversion of Absolute Magnitude to Diameter for Minor Planets Stephen F. Austin State University
- ^ D: 直径 p: アルベド H: 絶対等級
「2004 PR107」の例文・使い方・用例・文例
- 使用期限2004年3月15日
- 「ロングテール現象」という概念はクリス・アンダーソンが造り出したもので、2004年に初めて雑誌記事に登場した。
- 厚生労働省は2004年に改正労働者派遣法を制定した。
- パレスチナ人の政治家で、パレスチナ解放機構の議長であった(1929年−2004年)
- 英国の生化学者で、(1953年にワトソンと共に)DNAの螺旋形の構造を発見を手助けした(1916年−2004年)
- 米国の第40代大統領(1911年−2004年)
- 米国のクラリネット奏者で、スイングバンドのリーダー(1910年−2004年)
- 英国の俳優で劇作家(1921年−2004年)
- 英国の生化学者で、DNAの構造を発見するのを手伝った(1916年−2004年)
- 宇宙開発事業団と航空宇宙技術研究所は,2004年にH-IIAロケットでHOPE-Xを打ち上げる計画をしていた。
- ホンダは2003年に,アメリカのフォード・モーターとドイツのダイムラークライスラーは,それぞれ2004年に燃料電池車を販売する予定だ。
- 2004年に紙幣を一新
- 8月2日,塩川正(まさ)十(じゅう)郎(ろう)財務大臣は,政府が2004年に新しいデザインの1万円,5千円,千円札を流通させることを発表した。
- アメリカン・タクシーは,さらにキャデラックのような他の外車を購入し,2004年までには合計300台を保有する計画だ。
- 2004年以降に公開される予定だ。
- 2004年は「一乗寺下がり松の決闘」の400周年である。
- その法案は,早くて2004年の通常国会に提出される予定だ。
- 「NOMOベースボールクラブ」と名づけられ,2004年4月からリーグ戦に参加する予定だ。
- 政府は,司法制度を改革する法案を2004年に提出する計画だ。
- 2004年オリンピックに向けてしまって行こう!
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