1981年夏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 08:48 UTC 版)
「セーラー服と機関銃 (映画)」の記事における「1981年夏」の解説
1981年夏、当時東京都立八潮高等学校2年生だった主演の薬師丸の夏期休暇に合わせ、東京・新宿周辺でのロケを主体に撮影された。 撮影開始に際し、相米監督は薬師丸をショートカットの髪型にさせている。 薬師丸の初登場シーンはロングショットでブリッジをしていて、寄ると顔がセーラー服のリボンで隠れているというアイドル映画としては異例なものだったが、角川サイドは何も文句を言わなかった。 泉の学校に佐久間たちが迎えに来る「校門にやくざがずらりと並び、佐久間が校舎から出てきた泉を迎えて車に乗せる(ただし実際の目高組の組員は4名であり、後にこの時並んでいた組員は借物だと佐久間が泉に説明する)」シーンは、暁星学園の学園正門を使って撮影された。 黒沢清助監督は、星泉(薬師丸)が〔自宅マンション内で初対面の〕三大寺マユミ(風祭ゆき)とチェスをするシーンの棋譜まで考え用意していたのに、キャメラが〔マンションの〕窓の外10メートルにあったため、チェス盤すら全く写らなかった。
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