1976年 - 1983年:マーキュリー時代
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「リーバ・マッキンタイア」の記事における「1976年 - 1983年:マーキュリー時代」の解説
マッキンタイアは1976年1月22日に、マーキュリー・レコードでシングル「I Don't Want to Be a One Night Stand」でデビューした。しかし、このシングルはビルボード・カントリー・チャートでは5月に88位までしか記録できず、大きなヒットにならなかった。同年9月16日、2ndシングル「(There's Nothing Like The Love) Between a Woman and Man」を発表すると、この曲も1977年3月に86位までしか記録できなかった。同年4月に発表された3rdシングル「Glad I Waited Just for You」も、8月に88位までしか上昇しなかった。同じ月、デビュー・アルバム『Reba McEntire』を発表した。このアルバムはオールミュージックのレビューによると、タニヤ・タッカーやタミー・ウィネットに似ており現在のマッキンタイアのスタイルとは異なっていた。このアルバムは、ビルボードTopカントリー・アルバムチャートにはチャートインしなかった。その後、ジャッキー・ワードと2枚のシングル(「I'd Really Love to See You Tonight」、「That Makes Two of Us」)を発表し、それぞれ20位と26位を記録した)。1979年には2ndスタジオアルバム『Out of a Dream』をマーキュリーから発表した。このアルバムに収録されたパッツィー・クラインのカバー「Out of a Dream」が、1979年11月にビルボード・カントリー・チャートで19位を記録し、マッキンタイアにとって初めてのTop20ヒットとなった。 1980年には「You Lift Me Up (To Heaven)」で彼女にとって初めてのTop10ヒットを記録した。同年10月に発表した3rdスタジオアルバム『Feel the Fire』からは、2枚のTop20ヒットシングルが生まれた。1982年9月の4thアルバム『Heart to Heart』は、初めてビルボードTopカントリー・アルバムチャートにチャートインし、42位を記録した。そのリードシングル「Today All Over Again」はカントリー・チャートでTop5ヒットとなり、2ndシングル「I'm Not That Lonely Yet」は彼女にとってその時点で最大のヒットとなる3位を記録した。アルバムは評論家からは否定的な評価を受けた。オールミュージックのレビューでは、5点満点中2.5点の評価で、その理由は穏やかなポップバラードばかりで彼女の音楽にクリエイティブさが感じられないとしている。このアルバムのほとんどの曲はカントリー・ポップ・スタイルのバラードで、マッキンタイア自身も気に入っていなかった。1982年6月に発表された彼女の5thアルバム『Unlimited』からは、初めてのビルボードでのナンバー1シングル「Can't Even Get the Blues」と「You're the First Time I've Thought About Leaving」が生まれた。翌年に発表された6thアルバム『Behind the Scene』は、評論家から好評価を受けた。1983年にマッキンタイアはマーキュリーからの離脱を発表し、レーベルのカントリー・ポップ制作スタイルを批判した。
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