1973年の優勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 09:57 UTC 版)
「デイブ・ディバッシャー」の記事における「1973年の優勝」の解説
1972-73シーズン、ディバッシャーはエース級の選手が複数集うニックスにおいて、得点でチーム2位、リバウンドでチーム1位となる平均16.3得点10.2リバウンドの成績を記録。57勝25敗の成績を残したニックスはプレーオフ、カンファレンス決勝で68勝をあげたセルティックスと死闘を演じた末に、4勝3敗でセルティックスを破り、2年連続でファイナルに進出した。ファイナル進出を決めた第7戦では、この年のシーズンMVPであるデイブ・コーウェンスに対するディバッシャーのディフェンスが光った。 ファイナルでは、ロサンゼルス・レイカーズと三度の対決となった。4月29日にようやくセルティックスとの死闘に決着がついたニックスは、僅か2日後の3月1日にロサンゼルスに飛ばなければならず、疲労困憊のニックスは第1戦を112-115で敗れた。しかしここからニックスが反撃を開始、第2戦ではニックスの持ち味である強力なディフェンスで99-95でニックスが勝利。第3戦もロースコアの展開に持ち込んで、87-83で2連勝を飾る。第4戦ではディバッシャーのショットが面白いように決まり、前半だけでフィールドゴール15本中11本を成功させた。試合は接戦だったが、終盤でもディバッシャーが貴重なフリースローを決め、ニックスが103-98で勝利。初戦の敗北から転じて一気に優勝に王手を掛けた。第5戦でのディバッシャーは膝の捻挫のために第4ピリオードには出場できなかったものの、3連勝で勢いづくニックスをレイカーズは止められず、102-93で勝利したニックスが3年ぶり2度目の優勝を遂げた。
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