1973年の橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 14:42 UTC 版)
この橋の付近で蛇行していた荒川の流路をショートカットする河川改修事業に伴い、長さ1800メートルの北本捷水路が1973年(昭和48年)に新たに開削され、その河道上に橋が架け直された。なお、北本捷水路は3つの工区に分けて開削工事が行われた。旧流路は市町境と概ね一致し、現在も河道跡として橋の周辺に残されている。架け直された橋は旧糠田橋や大芦橋によく似た、太い鋼管パイル製の橋脚を持つ木製桁の冠水橋であった。橋長は83.7メートル、幅員は4.8メートルで3トンの重量制限が課せられていた。幅員が1車線分しかないため交互通行も今までと同様であった。冠水橋は1982年の永久橋の開通後に撤去された。橋の遺構や痕跡は残されていないが、旧橋の取り付け道路は河川区域内に農道として現存する。その取り付け道路には1940年(昭和15年)11月10日に建立された「荒井橋記念碑」が設置されている。
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