1963-1970年: 創成期
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「アンキャニィX-MEN」の記事における「1963-1970年: 創成期」の解説
ライター兼エディターのスタン・リーとアーティストのジャック・カービーが創造したこのシリーズは1963年9月に始まり、その創刊号ではオリジナルの5人のX-メン(エンジェル、ビースト、サイクロプス(英語版)、アイスマン、マーベルガール)とその教師のプロフェッサーX、さらには宿敵であるマグニートーが登場した。当初は隔月刊であったが、第14号(1965年11月)より月刊となった。リーが最後に執筆した19号目までにスカーレット・ウィッチとクイックシルバーが含まれたマグニートーのブラザーフッド・オブ・イヴィル・ミュータンツ(英語版)、全てのミュータントを破壊するようにプログラムされた巨大ロボットのセンチネルとその発明者のボリバー・トラスク(英語版)、魔宝石によって特殊能力を得て義弟のエグゼビアへの復讐を企むジャガーノート(英語版)が登場した。シリーズはマーベル・ユニバースとも密接に連携しており、第6号でネイモア、第9号でアベンジャーズがゲスト出演した。第10号ではジャングルのヒーローのカイ・ザーとサヴェッジランド(英語版)が導入された。第20号(1966年5月)から第44号(1968年5月)まではロイ・トーマス(英語版)がライターを務めた。トーマスとアーティストのヴェルナー・ロス(英語版)は第28号(1967年1月)でバンシー(英語版)を創造した。第42号ではプロフェッサーXの死を描いてコミックは劇的な一歩を踏み出したが、この時点では永久的に死なせることが意図されていた。第45号は『アベンジャーズ』第53号(1968年6月)とクロスオーバーした。その後はゲイリー・フリードリヒ(英語版)とアーノルド・ドレイク(英語版)がライターを担当し、その間に新しくローナ・デインとハヴォック(英語版)がX-メンに加わり、さらにジム・ステランコ(英語版)によって新しいロゴがデザインされた。第55号からはトーマスがシリーズのライターに復帰し、アーティストとしてニール・アダムスが加わった。続いてライターとなったデニス・オニール(英語版)とアダムスは第42号で死亡したエグゼビアはチェンジリング(英語版)という偽物であったと設定し、第65号で本物のエグゼビア教授を復活させた。第66号(1970年3月)でハルクとの戦いが描かれた後、第67号(1970年12月)から第93号(1975年6月)までは新しいストーリーは収録されずに過去の作品が再収録された。
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