1944年11月の偵察行動
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「横須賀空襲」の記事における「1944年11月の偵察行動」の解説
詳細は「en:1 November 1944 reconnaissance sortie over Japan」を参照 1944年(昭和19年)11月1日、第20航空軍第21爆撃集団司令官のヘイウッド・ハンセルは日本本土の偵察のため、写真偵察用に改良したB-29 (F13A) 一機を出撃させた。偵察機自体は同年に行われたマッターホルン作戦のために準備されており、これが初の実戦飛行となったが、横須賀を含む関東地方各所の写真7000枚を撮影後に帰投した。当時、横須賀では空母「信濃」が海上公試を行っていたが、このB-29飛来が契機となり空襲の危険性の少ない内海へ回航することが決まった。11月28日、駆逐艦「雪風」「磯風」「浜風」に伴われ出港したが、11月29日に米海軍の潜水艦「アーチャーフィッシュ」の雷撃を受け和歌山県の潮岬沖合で沈没した。なお、11月1日付けの偵察写真には軍港に停泊する「信濃」の姿が収められており米軍側も大型艦の存在を認識したが、その実態については把握していなかった。
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