1-ヘプタノールとは? わかりやすく解説

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1‐ヘプタノール

分子式C7H16O
その他の名称n-ヘプチルアルコール、1-Heptanol、Heptyl alcohol、n-Heptyl alcohol、n-ヘプタノール、n-Heptanol、Heptan-1-ol、ヘプタノールHeptanol
体系名:ヘプチルアルコール、ヘプタン-1-オール、1-ヘプタノール


1-ヘプタノール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/19 21:51 UTC 版)

1-ヘプタノール
識別情報
CAS登録番号 111-70-6 
PubChem 8129
ChemSpider 7837 
UNII 8JQ5607IO5 
ChEMBL CHEMBL273459 
特性
化学式 C7H16O
モル質量 116.2 g mol−1
密度 0.8187 g/cm³
融点

-34.6 °C, 239 K, -30 °F

沸点

175.8 °C, 449 K, 348 °F

屈折率 (nD) 1.423
熱化学
標準生成熱 ΔfHo -403 kJ/mol[1]
標準燃焼熱 ΔcHo -4638 kJ/mol[1]
危険性
NFPA 704
2
2
0
引火点 3 °C (37 °F)
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

1-ヘプタノール (1-heptanol) は、構造式がCH3(CH2)6OHで表される7炭素鎖のアルコールである[2]。なお、ヒドロキシル基の位置の関係で、第一級アルコールに分類される。常温常圧においては、無色透明の液体でにはほとんど溶けないが、ジエチルエーテルエタノールには混和する。芳香を持つため化粧品香料に使われる。消防法に定める第4類危険物 第3石油類に該当する[3]

その他

1-ヘプタノールは、ジャガイモを原料として作った酒に含まれるフーゼル油(酒に含まれるエタノールよりも沸点の高い揮発性成分の総称)に含まれることでも知られている[4]

関連項目

出典

  1. ^ a b 1-Heptanol”. NIST. 2021年3月8日閲覧。
  2. ^ CRC Handbook of Chemistry and Physics (65th ed.) 
  3. ^ 法規情報 (東京化成工業株式会社)
  4. ^ 大木 道則、大沢 利昭、田中 元治、千原 秀昭 編集 『化学辞典』 p.1310 (右中央部) 東京化学同人 1994年10月1日発行 ISBN 4-8079-0411-6


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