なたね油とは? わかりやすく解説

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なたね‐あぶら【菜種油】

読み方:なたねあぶら

アブラナなどの種子から圧搾してとった黄褐色の油。食用油のほか、潤滑油工業用油などに使用たねあぶら

「菜種油」に似た言葉

なたね油

なたね油は、圧抽または圧搾法によって採油され、脱酸脱色脱臭通常の精製工程経て食用とされる脱臭しない油は特徴的なからし様の臭いがある。
在来種のなたね油は、健康上問題ありとされたエルカ酸50含んでいたが、エルカ酸多量に含むのはアブラナ科植物種固有の性質であってこのため在来種なたね油は植物性油脂中で鹸化価が最も低かった。しかし、現在流通しているカナダ産を主とする輸入なたねは、品種改良結果エルカ酸含量1%以下に止まっている。そのため脂肪酸組成大幅に変化しエルカ酸かわってオレイン酸60内外増加し特性値大幅に変化している。
最近は従来以上に脂肪酸組成改善したなたね油も生産されるようになったオレイン酸をさらに高めたハイオレイックタイプやリノレン酸低減させた低リノレンタイプである。なたね油はサラダ油加工用の油として、我が国第1位消費量を持つ。
なたね油
生産国中国インドカナダフランスポーランド

菜種油

(なたね油 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 18:45 UTC 版)

菜種油(なたねあぶら、なたねゆ、: rapeseed oil)とは、主にセイヨウアブラナから採取した植物油脂の一種。食用及び食品加工用に使われる。かつては灯火の燃料としても利用された。




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