お約束
お‐やくそく【▽御約束】
御約束
- 京都の遊廓の語にて、芸妓の揚代をいふ。
- やくそく(約束)の条を見よ。〔花柳語〕
- 芸妓などを呼ぶとき、其の時間を指定して予め予約すること、此の場合は他から口が掛つても必ず約束の時間にはお座敷に行ける様にする、従つて花代も其の約束時間に依つて増額せらるるものである。京阪地方では単に芸妓の揚代をお約束といふそうである。又馴染客などが正月や紋日などには特に其の芸妓の玉代を支払つて休ませることがある、即ち実は客席に出るのでなく花代だけを付けて貰ふところから之を「空約束」といふ。又「約束」のことを「糸へん」と呼んだことが古書にも見えてゐる。
- やくそく(約束)の条を見よ。
- 京都の遊廓にての揚代を云ふ。「たまだい、ぎよくだい、はなだい、せんこだい」等皆同意。
- 京都の遊廓にての揚代をいう。「たまだい、ぎょくだい、はなだい、せんこうだい」等皆同じ。
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