ゆめひたち【ユメヒタチ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8213号 |
登録年月日 | 2000年 7月 31日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | ゆめひたち よみ:ユメヒタチ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 茨城県 | |
品種登録者の住所 | 茨城県水戸市笠原町978番6 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 須賀立夫、飯田幸彦、桐原俊明、横田国夫、西宮智美、奥津喜章、高木嘉明、塙治雄 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「チヨニシキ」に「北陸122号」(後の「キヌヒカリ」)を交配して育成された固定品種であり,育成地(茨城県水戸市)における成熟期は中生の中,稈長が短,穂長及び穂数が中で,耐倒伏性に優れた水稲,粳種である。草型は中間型,稈長は短,稈の細太は中,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度は立である。穂長及び穂数は中,粒着密度はやや密,穂型は紡垂状である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は稀,芒長は短である。玄米の形,大小及び精玄米千粒重は中,玄米の見かけの品質は上の下,光沢は良である。出穂期及び成熟期は中生の中,障害型耐冷性は中,穂発芽性はやや難,耐倒伏性は強,脱粒性は難である。いもち病抵抗性推定遺伝子型は+,穂いもち圃場抵抗性は中,葉いもち圃場抵抗性はやや弱である。「コシヒカリ」と比較して,稈長が短いこと,止葉の直立の程度が立つこと,耐倒伏性が強いこと等で,「キヌヒカリ」と比較して,稈長が短いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-iであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和62年に茨城県農業試験場(水戸市)において,「チヨニシキ」に「北陸122号」(後の「キヌヒカリ」)を交配し,以後,系統育種法により選抜育成された固定品種であり,平成6年から生産力検定試験及び特性検定試験,7年から奨励品種決定試験を行い,同年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「ひたち10号」であった。 |
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