夢ごこち【ユメゴコチ】(食用作物)
登録番号 | 第4709号 | |
登録年月日 | 1995年 9月 14日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 夢ごこち よみ:ユメゴコチ | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 株式会社中島美雄商店 | |
品種登録者の住所 | 滋賀県草津市芦浦町719番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 助清泰教 伊藤隆二 田中孝幸 堀端章 木村雄輔 栗原宏幸 林泰行 島本功 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「コシヒカリ」のプロトプラスト培養によって得られた再生植物体から選抜,育成された固定品種であり,育成地(神奈川県横浜市)における成熟期は早生の晩,玄米成分中のアミロース含量の低い水稲,粳種である。 草型は中間型,稈長はやや長,稈の細太はやや太,剛柔はやや柔,止葉の直立の程度はやや垂,葉身の色及び葉鞘の色は濃緑である。穂長はやや短,穂数及び粒着密度は中である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は稀である。玄米の形及び大小は中,粒色は淡褐,精玄米千粒重はやや小,見かけの品質は中の下である。出穂期及び成熟期は早生の晩,穂発芽性は難,耐倒伏性は極弱,脱粒性は難,収量はやや少である。穂いもち及び葉いもち圃場抵抗性は弱,アミロース含量はやや低である。 「コシヒカリ」と比較して,アミロース含量が低いこと等で,「キヌヒカリ」と比較して,稈長が長いこと,穂発芽性が難であること,耐倒伏性が弱いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,株式会社 植物工学研究所(神奈川県横浜市)において,昭和61年に「コシヒカリ」のプロトプラスト培養によって得られた再生植物体の再生2代から玄米成分中のアミロース含量の低い変異個体を選抜,以後,系統育種法に準じて選抜,育成された固定品種である。平成元年から生産力検定試験及び特性検定試験を行って,その特性が安定していることを確認して育成を完了した。4年は,選抜第5代である。 なお,出願時の名称は「あみろ17」であった。 |
- ユメゴコチのページへのリンク