夢いずみ【ユメイズミ】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8124号 |
登録年月日 | 2000年 6月 27日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 夢いずみ よみ:ユメイズミ |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 6月 28日 | |
品種登録者の名称 | 熊本県 | |
品種登録者の住所 | 熊本県熊本市水前寺6丁目18番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小代寛正、泉恵市、三ツ川昌洋、松本嵳士、新関宏夫 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「西海186号」(後の「ユメヒカリ」)に「キヌヒカリ」を交配して育成された固定品種であり,育成地(熊本県菊池郡合志町)における成熟期は晩生の早,稈長はやや長,精玄米千粒重はやや大で,耐倒伏性が強い水稲,粳種である。草型は偏穂重型,稈長はやや長,稈の細太はやや太,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度は極立である。穂長は中,穂数はやや少,粒着密度はやや密である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は無である。玄米の形は中,大小及び精玄米千粒重はやや大,見かけの品質は上の中,光沢はやや良,腹白の多少は極少である。出穂期及び成熟期は晩生の早,穂発芽性はやや難,耐倒伏性は強,脱粒性はやや易である。いもち病抵抗性推定遺伝子型は+,穂いもち圃場抵抗性は中,葉いもち圃場抵抗性はやや弱,白葉枯病圃場抵抗性は中である。「ユメヒカリ」と比較して,止葉が立つこと,精玄米千粒重が大きいこと,出穂期及び成熟期が早いこと等で,「ヒゴノハナ」と比較して,草型が偏穂重型であること,稈長が長いこと,穂数が少ないこと,玄米が大きいこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,平成元年に熊本県農業研究センター(菊池郡合志町)において,「西海186号」(後の「ユメヒカリ」)に「キヌヒカリ」を交配し,3年に雑種第4代で個体選抜,以後,系統育種法により育成された固定品種であり,5年より生産力検定試験及び特性検定試験を行い,7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「熊本3号」であった。 |
- 夢いずみのページへのリンク