多摩の瑞雲【タマノズイウン】(草花類)
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登録番号 | 第14863号 |
登録年月日 | 2007年 2月 20日 | |
農林水産植物の種類 | しゃくやく | |
登録品種の名称及びその読み | 多摩の瑞雲 よみ:タマノズイウン |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 土方照康 | |
品種登録者の住所 | 東京都府中市白糸台六丁目28番2号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 土方照康 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「花香殿」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は明赤紫色で半バラ咲きの切り花向きのやや大輪花である。草型は直立性、草丈は低、茎の太さはやや太、茎葉の毛の多少は無、どん芽の形は筆状、色は赤、節間長は中である。複葉の形は2回3出、小葉の形は丸葉、葉の大きさ、色及び光沢は中、葉先の垂れは立ちである。花形は半バラ咲き、花の大きさはやや大、開花始時の花色及び満開時の花色は明赤紫(JHS カラーチャート 9508)、ぼかしの有無は有、絞りの有無並びに程度は無である。花弁先端の形は丸形、長さはやや長、幅は中、数は多、雌しべの有無並びに多少はかなり少、状態は小型、柱頭の色は桃色、雄しべの有無並びに多少は多である。花首の太さはやや太、長さ及びアントシアニンによる着色は中、花の香りは弱である。発芽の早晩性及び開花の早晩性は早である。「花香殿」と比較して、半バラ咲きであること、満開時の花色が明赤紫であること、雌しべが少ないこと等で、「紅手毬」と比較して、半バラ咲きであること、雌しべが小型であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、昭和43年に育成者のほ場(東京都調布市)において、「花香殿」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、平成14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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