川崎みどり【カワサキミドリ】(野菜)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第3999号 |
登録年月日 | 1994年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | えんどう | |
登録品種の名称及びその読み | 川崎みどり よみ:カワサキミドリ |
|
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1997年 3月 24日 | |
品種登録者の名称 | 川崎正之 | |
品種登録者の住所 | 愛知県西春日井郡清洲町大字上条635番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 川崎正之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「四十日絹莢」の変異個体から選抜,育成された固定品種であり,種 子の地色が白緑色で,2花花房率が高く,莢の硬化が晩い莢用品種である。 草姿・草丈は高性,分枝型は下位分枝型,分枝数はやや多,初花房節位は低いであ る。小葉の大きさは中,形状は楕円形,先端の形状は丸味形,小葉数は2対である。 托葉の大きさは中,形状は不正楕円形,先端の形状はとがる,雲紋は有である。葉色 は緑,ろう質は少,茎の太さは中,茎葉の色素発生は無である。花の大きさはやや大, 花色は白,花房の花数は2花混性-多である。莢の長さはやや長,幅は中程度,先端 の形は先とがり形,そりはそる,曲りは波状の湾曲,緑色度は緑,ろう質は有,重さ は中,筋は有である。種子の大きさは中,しわは丸だね,形状は球形,地色は白緑色, 斑紋は無,目の色は白である。用途は莢用,収穫の早晩性は早生,うどんこ病抵抗性 は低である。 「巨笹」と比較して,分枝型が下位分枝型であること,莢の幅が狭いこと,莢の曲 りが波状の湾曲であること,種子の地色が白緑色であること等で,「白星」と比較し て,草丈が高いこと,節間長が長いこと,花房の花数が少ないこと,種子の地色が白 緑色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(愛知県西春日井郡清洲町)において,北海道から導入 し,自家採種を続けていた「四十日絹莢」の中から,昭和45年に種子の地色が白緑色 の変異個体を発見し,以後,この特性に着目して選抜を重ね,60年にその特性が安定 していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 川崎みどりのページへのリンク