INGUテアノ【INGUテアノ】(草花類)
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登録番号 | 第11627号 |
登録年月日 | 2004年 1月 13日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | INGUテアノ よみ:INGUテアノ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 稲垣長太郎 | |
品種登録者の住所 | 愛知県幡豆郡一色町大字一色字亥新田259番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 稲垣長太郎 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「INGUメモリー」に育成者所有の育成系統を交配して育成されたものであり、花は黄ピンクの地色に淡緑黄色の覆輪が入る盛咲で、中輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の切花向きの品種である。草姿は中間、開花時草丈はかなり高、節数は中である。茎の長径は中、硬さは剛、折れの難易は中、色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数は中、1茎の側芽及び側枝数はかなり多、側枝の着生位置は主に下部、節間長はやや長、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形は鋭くとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長はやや長、葉幅は狭、葉色は濃緑、ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径は中、地色は黄ピンク(JHS カラーチャート0704)、複色模様色は淡緑黄(同2903)、色彩模様は覆輪、複色割合は少、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さ、数、花弁の長さ及び幅は中、数は少、ほう葉の形はⅠ型、数は4枚、長さは中、がくの形は鐘形、がく筒の色は緑、がくの太さは中、長さはやや長、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは弱である。早晩性は晩生、がく割れの難易性は難である。「ヒルクイーン」と比較して、花の地色が黄ピンクであること、複色割合が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に育成者の温室(愛知県幡豆郡一色町)において、「INGUメモリー」に育成者所有の育成系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、12年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「INGUチアラ」であった。 |
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