龍魔大帝編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 23:44 UTC 版)
毒士・阿主虎(どくし・あすとら) 「異形衆」と呼ばれる人外の一族に属する青年。後述の虚空の命令を受けて役家に伝わる黄金板を手に入れるために現れた。名前の通りあらゆる毒薬を使う呪術士だが、直接的な戦闘力も前鬼たち鬼神に引けを取らない。阿主虎が本人の名前の筈だが、一貫して「毒士」と呼ばれている。憑依獣士 毒士の部下。複数の憑依獣を戦わせて「力」を集約させていく邪術「蟲毒の法」で造り出された。人の姿のままでも並の憑依獣を上回る力を持ち、身体の半分を失うような重症でも「実の力」を開放して憑依獣形態になれば即時復活する。前鬼に倒された「凶(きょう)」の他に「忌(いまわ)」「禍(まがつ)」を含めた3名が三獣士と呼ばれていたが、復活した龍魔大帝に一撃で喰い殺された。 龍魔大帝(りゅうまたいてい)/ 虚空(こくう) 異形衆の王である五つの首を持つ巨大な龍。原作におけるラストボス。小角と出会う直前の前鬼を破るが小角、前鬼、後鬼、そしてヴァサラを含めた鬼神軍団の総攻撃を受けて頭脳部分と肉体を分離させられた状態で封印されていた。頭脳部分は虚空という人間の青年男性に似た姿で部下達を統率していた。「虚空眼」という遠隔視と空間を歪めて道を作る能力で地球上なら見えない物はなく、0タイムでの移動が可能。 作品終盤で終に肉体の封印を破ることに成功するが、長年の封印と肉体に残されていた強烈な憎悪の悪影響で自らの肉体に拒絶された挙句、暴走を起こした肉体に部下をほぼ皆殺しにされてしまう。暴走した自らの肉体に地球自体が滅ぼされかねないと判断した彼は最後の力を振り絞って月に飛ぶ。そしてヴァサラの封印を解き、更には彼の遺志を継いだ部下・毒士も小明たちの仲間となり、全員の総攻撃で5つの頭を同時に破壊され今度こそ完全消滅した。
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