鼻毛に関する地名・人名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 15:09 UTC 版)
地名と人名の場合、用字は「鼻毛」であっても「(体毛としての)鼻毛」以外の地形などに由来するのが通常である。一例として、「ハナ」は「岬」「先」などを意味する地形語で、「ケ」は「下」などの意味する接尾辞であるため、合成されると「陸から突き出した崖地の下」という意味合いの「ハナゲ」という地名が生まれる。また、別の地名から転訛した結果、「ハナゲ」という音が生じた後で「鼻毛」という字を当てるケースもある。 鼻毛(はなげ) - 宮城県仙台市泉区実沢鼻毛。 ※外部リンク(紀行文) 派生地名として「鼻毛橋」や「鼻毛橋バス停」がある。 鼻毛(はなげ) - 福島県福島市飯坂町湯野鼻毛。 ※外部リンク(地図) 牛鼻毛(うしはなげ) - 福島県 相馬市尾浜牛鼻毛。 ※外部リンク(地図・紀行文[リンク切れ]) 鼻毛石(はなげいし) - 群馬県前橋市鼻毛石町。 ※外部リンク(地図、紀行文[リンク切れ]) 江戸時代における上野国勢多郡鼻毛石村(幕藩体制下の上州御料鼻毛石村)。明治半ばの群馬県南勢多郡宮城村鼻毛石。2004年以降現在の前橋市鼻毛石町。 鼻毛峠(はなげとうげ) - 新潟県上越市大島区牛ケ鼻と十日町市浦田(かつての東頸城郡の大島村牛ケ鼻と、松之山町浦田)をつなぐ峠。 ※外部リンク(地図) 一説には、馬に鼻を蹴られるほど前掛かりになって登らざるを得ない急峻な坂であったことから「鼻蹴峠はなげりとうげ」と呼ばれていたのが、転訛したものという。 鼻毛の池(はなげのいけ)と鼻毛清水(はなげしみず) - 新潟県上越市大島区牛ケ鼻に所在する池と湧水。 ※外部リンク(地図・紀行文[リンク切れ]、池にまつわる伝説[リンク切れ]) 池は「関川姫川水百選」選定物件(1996年、関川姫川水百選選定委員会による)。派生地名として「鼻毛キャンプ場」がある。 鼻毛(はなげ) - 日本語名字の一つ。非常に珍しい。大阪府に分布する。
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