黒竜島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 09:31 UTC 版)
「ゼロから始める魔法の書」の記事における「黒竜島」の解説
アムニル 声 - 竹内恵美子 黒竜島のノーディス王国の王女。国王が既に崩御しているため、近いいうちに戴冠することが決まっている。船が難破して黒竜島に漂着した傭兵を拾い、自身の下僕にしようとしたため、ゼロの怒りを買う。その後ゼロが自身の憧れていた魔法書の著者であることを知り、ゼロに心酔するようになる。戴冠式に伴い自身を囮にして竜を退治しようとするも、魔法を暴走させてしまい、ゼロに魔法を封印されてしまう。 その後神父に自身の師であるアルゲントゥムが殺害されたことを知って動揺したところをサナレに付け込まれ、復讐心のままに体を明け渡し、黒竜島から姿を消す。 ラウル 声 - 陣谷遥 アムニルに仕える馬の獣堕ち。上半身が人間で下半身が馬という他の獣堕ちと比べても特異な容姿を持つ。自身が生まれた時に母が死に、父に殺されそうになったところを逃げ出し森で暮らしていたところをアムニルに拾われ、以後彼女に尽くすようになる。雰囲気は人当たりの良い好青年だが、アムニルの入浴の世話をすることに何の疑問も持たなかったり、女性の裸を直視することを躊躇う傭兵を理解できなかったりと、若干常識が欠如している節がある。アムニルの体がサナレに乗っ取られ、人質のように扱われたため、言いなりとなって彼女とともに黒竜島から姿を消す。 ゴーダ 声 - 若林佑 ノーディス王国魔法兵団長。元はかつて黒竜島に存在したアルタリア王国の王子だったが、父王がノーディス王国との戦争終結のために竜の住む土地を得ようとした結果、逆に父王もろともその竜に国を滅ぼされたため、王子として無条件降伏する。その後魔法が使えないにもかかわらず魔法兵団長として任命された。アムニルからは能力があると評されているものの、自身の出自や下した降伏の選択、処刑されることもなく、かつ魔法も使えないのに魔法兵団長となっている現状に葛藤を覚えている。 アムニルによる竜退治が失敗した後、再度の攻撃の際はアムニルに代わって竜に立ち向かい、ゼロや傭兵、神父の協力のもとに竜を下すことに成功する。その後自身が下した竜に認められ、小型化した竜に懐かれて付きまとわれるようになる。またアムニルがサナレに乗っ取られ姿を消したため、破竜王の異名でアムニルに代わって黒竜島の王となった。
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