黄土に捧ぐ十字架
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/03 22:30 UTC 版)
「ベルモンド Le VisiteuR」の記事における「黄土に捧ぐ十字架」の解説
シャルル・ダルタニアン(現在) 黄土に捧ぐ十字架の長的存在。行動派だが病気がちで余命いくばくもない。とぼけた性格で、ジャンヌやポルトスによく世話を焼かせる。かつてはルイ13世に仕え、フランス一の英雄と呼ばれていたが、魔女の血と眼を手に入れ、ルイ13世を暗殺しようと企んでいる。その真の目的は、魔女の力に溺れ生きる屍となりかけていたルイ13世を、その苦しみから救うために「人」であるうちに彼の命を絶つためだった。 ベルモンドから抜き取った「貫きの眼」は左掌に転移している。創世の七曜剣の一つ「サムディ」を手に入れ、死人を操ってベルモンドたちを襲う。残る5つの七曜剣の力で国王を救うためにベルモンドに同行するようであるが、本編はどちらがリーダーとなるか決着を決める場面で終わっている。 ジャンヌ ダルタニアンに従う少女。自分の言うことをなかなか聞かないダルタニアンに世話を焼いている。いたずら好きで思ったことはサラッという性格。 ジョルジュ(現在) 五人衆ティフォにベルモンドの殺害を依頼した「仮面(ルマスク)」の正体で、"黄土に捧ぐ十字架"のメンバー。似顔絵が下手。 (仮面の正体を知らない)プッチの攻撃で失神していたと見せかけ、ベルモンドを背後から急襲する。クロエのみが彼の不審さに疑問を抱いていたが、核心には至らなかった。 修道院を去ってからは、ダルタニアンと行動を供にしている。 ポルトス(現在) ダルタニアンと同じく元三銃士のメンバーだった男。顔に傷があり、黒装束を纏う長髪の男。語尾に「コラ」とつけるのが癖。 連載が続いていればルーブル宮殿に侵入する予定だった。 ムスクトン 人形のように喋る少年。妙な帽子をかぶっている。銃を武器とする。生まれた時から孤独の身である。 オーブル 魔女の力を求める者たちに協力する謎の老人。魔女の卷族で目元や口下に鱗がある。ダルタニアンに魔女の力を宿すため、地下室に捕われていた。ダルタニアンには「ゲテモノ」と呼ばれる。 カカ ダルタニアンがベルモンドのもとへよこした伝言役。解錠によりベルモンドに宣戦布告する為に、ダルタニアンの言葉を記憶していた。巻き糞のような髪型が特徴。二刀流だが、ベルモンドに襲いかかる前にミディとスワールに蹴り倒された。 「カカ」とは、フランス語で「糞」という意味である。
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