鹼化価とは? わかりやすく解説

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けんか‐か〔ケンクワ‐〕【×鹸化価】

読み方:けんかか

油脂(ろう)の1グラム鹸化するために必要な水酸化カリウムミリグラム数。普通の動植物油190程度であるが、分子量小さバター脂やヤシ油などは高い値をとり、菜種油などの分子量の高いものや高級アルコールなどでは低い値をとる。脂肪中の脂肪酸性質推定する目安となる。→鹸化当量


鹸化価

読み方:ケンカカ(kenkaka)

脂肪グラム鹸化するのに必要な荷性カリの量


けん化価

同義/類義語:鹸化価
英訳・(英)同義/類義語:saponification value

油脂の1グラムを完全に加水分解(けん価)するために必要な水酸化カリウムミリグラム数。

鹸化

(鹼化価 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/20 22:23 UTC 版)

鹸化 印刷標準字体 鹼化(けんか、英語: saponification)とは、エステル塩基を加えて酸のとアルコールに加水分解する化学反応である。


  1. ^ 第十四改正日本薬局方 一般試験法 65. 油脂試験法 [1]


「鹸化」の続きの解説一覧

鹸化価

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/20 08:34 UTC 版)

鹸化」の記事における「鹸化価」の解説

1 g油脂鹸化するのに必要な水酸化カリウムミリグラム数を鹸化価(けんかか)と呼ぶ。鹸化価は、油脂構成する脂肪酸平均分子量指標となる。消費される水酸化カリウムが多いほど、その油脂構成する脂肪酸平均分子量小さい。 鹸化価をa、油脂トリグリセリド)の分子量をMとすると、鹸化価は次の式で与えられる水酸化カリウム式量56)。 168 M × 1 , 000 = a {\displaystyle {\frac {168}{M}}\times 1,000=a}

※この「鹸化価」の解説は、「鹸化」の解説の一部です。
「鹸化価」を含む「鹸化」の記事については、「鹸化」の概要を参照ください。

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