鶴の湯温泉 (東京都)とは? わかりやすく解説

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鶴の湯温泉 (東京都)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/13 09:19 UTC 版)

鶴の湯温泉
源泉展示施設
温泉情報
所在地 東京都西多摩郡奥多摩町
交通 鉄道:JR青梅線奥多摩駅よりバスで約20分
泉質 硫黄泉
液性の分類 アルカリ性
外部リンク 鶴の湯温泉利用者組合
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鶴の湯温泉(つるのゆおんせん)は、東京都西多摩郡奥多摩町(旧国:武蔵国)にある温泉

同名の温泉が北海道勇払郡早来町秋田県仙北郡田沢湖町和歌山県日高郡みなべ町にもある。

泉質

  • アルカリ性単純硫黄泉(かすかに硫黄の臭いがする)
  • 3源泉の混合泉である。

温泉街

小河内ダム完成までは現在の湖底に温泉街(湯治場)があった。

現在では、タンクローリーによる配湯を受けている旅館がダムの近くに複数存在する。

歴史

開湯は南北朝時代延文年間とされる。温泉名の由来は、鶴がこの温泉で傷を癒していたところを発見したことによる[1]

ダム竣工時に温泉(湯治場)は水没したが、源泉を汲み上げるポンプを設置した為、完全な消滅は免れた。だが、この汲み上げポンプを活用しなかったため湖底に沈んだ「幻の温泉」と言われ続けていた。

1991年(平成3年)に源泉汲み上げポンプを補修整備し、シカの湯、ムシの湯、ツルの湯の3源泉を合流して汲み上げ、それをタンクローリーで各旅館に配湯することで温泉を蘇らせた。

ダムの建設により元の温泉がダム湖に沈んだ温泉には、他に入之波温泉日中温泉大牧温泉猿ヶ京温泉大塩温泉川原湯温泉などがある。

アクセス

脚注

  1. ^ 鶴ノ湯”. おかちゃん眠りの館. 2025年5月13日閲覧。

関連項目

外部リンク

座標: 北緯35度47分0秒 東経139度2分43秒 / 北緯35.78333度 東経139.04528度 / 35.78333; 139.04528




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