高速宇宙人 スラン星人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:44 UTC 版)
「ウルトラマンマックスの登場怪獣」の記事における「高速宇宙人 スラン星人」の解説
第4話「無限の侵略者」に登場。 スタジアムを乗っ取って巨大宇宙船に秘かに改造し、地球に潜伏していた宇宙人。人間への変身能力も持っており、劇中ではスタジアムの長崎警備員やミズキに変身していた。人類の環境破壊に警鐘を鳴らすことを口実に地球侵略を目的としており、高尚な言い分とは裏腹に人質をとるなど奸計をいとわない。時速170キロメートルの高速移動によって残像を生み出し、それに惑わされた相手を破壊光線や手から出す反重力光線を使って攻撃する戦法を得意とする。また、関節は360度動き、巨大化時には両腕が長い剣のようになる。最後はマクシウムソードで残像を切り刻まれ、マクシウムカノンで倒された。 声:川津泰彦(音声に加工あり) 演(長崎警備員):小倉直紀 スーツアクター:相馬絢也 デザイン:丸山浩 初稿では、昆虫系のデザインにするためにさまざまなバリエーションが描かれている。発光部分の内側には、人間の顔のように見えるモールドが入れられている。 着ぐるみの塗料には青のマジョーラが用いられている。マジョーラを用いたスーツはアクションを行うと剥げると言われているが、開米プロダクションの香西伸介は別の素材と混合させることにより、定着させることに成功している。表面に細い溝がモールドされた黒い無塗装のウェットスーツをベースにすることにより、マジョーラを目立たせている。大腿部などは他作品で未使用に終わったものを流用している。 残像や建物の乗っ取りなど、バルタン星人を意識している。
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