高速型除雪車の開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 15:41 UTC 版)
「NICHIJO」の記事における「高速型除雪車の開発」の解説
1960年代に入ると、国道の除雪延長は飛躍的に伸び、それに伴い除雪車の大型化や馬力の強化など、性能の向上が求められた。1969年、車体中央部が折れ曲がるアーティキュレート(関節)方式を応用した除雪車「MR12型」を開発、除雪装置の可動範囲を広げると共に、除雪作業の効率化を図った。 1993年、北海道開発局建設機械工作所と共同開発で最高速度70キロ、除雪速度20キロのHTR411Sを開発した。これにより高速道路における通行規制をすることなく高速道路を通行できるようになり、除雪スピードを向上させることに貢献した(高速道路では法令により時速50キロ以下で走行することが禁じられているため、時速50キロ以下で設計され法令上特殊車両扱いとなる一般除雪車が移動する際、一般車両の通行規制が必要だった)。
※この「高速型除雪車の開発」の解説は、「NICHIJO」の解説の一部です。
「高速型除雪車の開発」を含む「NICHIJO」の記事については、「NICHIJO」の概要を参照ください。
- 高速型除雪車の開発のページへのリンク