高速バスの予約・発券
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:58 UTC 版)
「ジェイアールバス関東」の記事における「高速バスの予約・発券」の解説
運行会社の窓口での発売に加え、コンビニ端末やインターネットなどを活用する「発車オ〜ライネット」に参加しているが、2006年には同社が中心になってシステム開発した「高速バスネット」の運用を開始した。このシステムでは、ITを活用したリアルタイムで予約・販売できるほか、同システムで完売した便についても「マルス」や「発車オ〜ライネット」の管理している空席を販売できる仕組みにより販売(売れ残り)リスクの軽減を図っている。さらに、路線によっては「高速バスネット」で事前に予約・購入やクレジットカード決済をすると、運賃を割り引くなどの特典を実施している。特に同社とJRバス他社との共同路線については、「高速バスネット」への移管が進められている。ただし、つくば号、みと号、かしま号、はさき号、東京~八日市場・匝瑳線、みと号(座席指定便以外)、新宿~TDR線(TDR発のみ)、マイタウンダイレクトバスTDR・新浦安ルート、エアポートバス東京・成田(成田空港行きのみ)などの一部の近距離路線については先着制・予約不可となっている。中央高速バス諏訪・岡谷線については、運行の主体がアルピコ交通および京王バスであるため、京王電鉄バスが運営するハイウェイバスドットコムでの予約・販売となっている。 一部の路線では、往復割引、学生割引、団体割引、大人の休日会員割引なども設定されている。東名ハイウェイバスの東京駅~東名富士間、静岡駅間、浜松駅間、名古屋駅間と静岡駅~名古屋駅間では都市間往復割引きっぷを発売している。JRの周遊券での高速バス利用については、周遊券の廃止に伴い、この制度自体がなくなった。早期購入割引、得割、トク特割、往復割引、大人の休日会員割引については「お得なきっぷを取り揃えています」に詳細が記載されている。 2016年6月1日より、京阪神線、草津温泉線、佐久・小諸線、佐野線、伊勢崎線、長野~関西線、箱根線、館山線、御殿場アウトレット線、金沢線、知多半田線、吉川・松伏線において、高速バスの乗車券(指定席)にQRコードを添付することにより、乗車時の乗務員による乗車券チェックを簡素化、よりスムーズに乗車できるようにするとともに、高速バスネットWEBサイトでの乗車変更や払戻しの出来る時期を拡大している。 東京駅八重洲南口のJRバス窓口では、昼行便の座席指定制及び予約定員制の便の乗車日当日のキャンセル待ちの受付も行なっている。但し、東京駅発車後にも乗車停留所がある便や一部の路線は除く。 2021年10月より運航開始の、柏の葉・流山おおたかの森~東京駅 の路線では、席数限定でバス座席予約システム「Sokko-bus」が利用できる。
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