高等裁判所長官とはとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 高等裁判所長官とはの意味・解説 

高等裁判所長官とは

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 16:49 UTC 版)

高等裁判所長官」の記事における「高等裁判所長官とは」の解説

高等裁判所の長たる裁判官高等裁判所長官とされる最高裁判所指名に基づき内閣により任命される任命当たって天皇認証が必要とされる認証官である。任命資格判事と同じである。 なお、知的財産高等裁判所東京高等裁判所の「特別の支部」で、その長は「知的財産高等裁判所長」であり判事から補する高等裁判所長官は、各高等裁判所司法行政事務総括し裁判官会議議長となる。各高等裁判所高等裁判所長官秘書官一人置かれ高等裁判所長官の命を受けて機密に関する事務つかさどるまた、その勤務する裁判所及びその管轄区域内の下級裁判所裁判官について弾劾による罷免事由があると思料するときは、最高裁判所対しその旨報告しなければならない報酬等の待遇は、裁判官の中では最高裁判所長官・判事次ぎ東京高等裁判所長官については政府における副大臣等に相当するその他の高等裁判所長官については東京高等検察庁検事長同等であり、政府における副大臣等よりも低く大臣政務官等よりも高い待遇である。つまり、東京高等裁判所長官は、他の高等裁判所長官より名実共に格上とされている。 東京高等裁判所以外の長官は、法律上定められ報酬などの待遇面では同格である。高裁長官人事序列として東京高等裁判所長官大阪高等裁判所長官名古屋高等裁判所長官福岡高等裁判所長官広島高等裁判所長官仙台高等裁判所長官札幌高等裁判所長官高松高等裁判所長官考えられている。 判事高等裁判所長官任命されると、多く場合東京大阪以外の高等裁判所長官就任する。その相互間での転任なども経て、その中から東京高等裁判所長官及び大阪高等裁判所長官への転任者が選ばれることが多い。 東京高等裁判所長官及び大阪高等裁判所長官最高裁判所裁判官への出世コース通過ポストであり、定年退官した者など一部除けば、そのほとんどが後に最高裁判所裁判官に就いている。 東京・大阪以外高等裁判所長官から最高裁判所裁判官に就く例もあるが少ない。一方札幌高等裁判所長官高松高等裁判所長官は、それを最後に定年退官となる例が比較多く、このポストから直接最高裁判所裁判官になった例はない。

※この「高等裁判所長官とは」の解説は、「高等裁判所長官」の解説の一部です。
「高等裁判所長官とは」を含む「高等裁判所長官」の記事については、「高等裁判所長官」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「高等裁判所長官とは」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「高等裁判所長官とは」の関連用語

高等裁判所長官とはのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



高等裁判所長官とはのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの高等裁判所長官 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS