高知尾の豊姫とは? わかりやすく解説

高知尾の豊姫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 09:12 UTC 版)

八坂刀売神」の記事における「高知尾の豊姫」の解説

諏方大明神画詞によれば神功皇后三韓征伐時に諏訪住吉神々現れた。皇后は大変喜び二神もてなしたまた、戦い赴くことを海底龍宮知らせるために「高知尾の豊姫」を遣わし海神から「満干の両珠」を借り受けたという。 又虚空より海上に両将化現す。各一剣を横たへて弓箭を負ふ(弓箭寸尺鎧(よろい)脇立この時より始めて定れり)およそ、甲冑帯する勢ひ、気力の長たる、その勇め顔色鬼神如し。その怒れる眦(まなじり)、明星似たり。よつて棟梁の臣武内宿禰奏聞経て、その故を問ひ給ふ。「君、他の州(くに)へ発向の間、天照大神詔勅によつて諏方住吉二神守護為に参ず」と答へ給ふ皇后大きに喜び則ち錦座両神に与へ、霊膳を花船に供へ帆(うはん)に幣帛捧げ帰敬二心なし。その中に妖艶の媚たるあり。高知尾の豊姫と号す。螻羽一箭の上坐しながら、鳳綸書きて、龍宮遣す。海主、大きに驚き勅命に応じて満干の両珠を捧ぐ御願成就瑞相厳重の由、君臣共に欣悦す。 延宝2年1674年)の『諏方講之式』では「下宮八坂姫之云豊姫神」とあり、豊姫八坂刀売神比定されている。『高島藩書上帳』にも、下社女神に関して「又名高知尾豊姫命」とある。 建御名方神八坂刀売神神階推移建御名方神八坂刀売神842年 無位勲八等従五位下 無位従五位下 850年 従五位上 従五位上 851年 従三位 従三位 ? (従三位正三位?) -- 859年1月 正三位勲八等従二位 従三位正三位 859年2月 従二位勲八等正二位 正三位従二位 867年 正二位勲八等従一位 従二位正二位 神名帳 名神大 名神大

※この「高知尾の豊姫」の解説は、「八坂刀売神」の解説の一部です。
「高知尾の豊姫」を含む「八坂刀売神」の記事については、「八坂刀売神」の概要を参照ください。

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