こうざん‐ちょう〔カウザンテフ〕【高山×蝶】
高山蝶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 10:08 UTC 版)
公園の区域には、以下の9種の高山蝶が生息している。高山蝶とは、一般に「全生活史を通じて高山帯や亜高山帯で生活する蝶」のことであり、日本には13種が生息している。山岳写真家であった田淵行男が常念岳周辺の高山蝶の研究を行っている。大部分の種が環境省や各都道府県のレッドリストの指定を受けていて、絶滅が危惧されている。アサギマダラやキアゲハなどが高山帯へ飛来することがある。 分布域和名科レッドリスト(環境省・都道府県)高山帯 ミヤマモンキチョウ シロチョウ科 準絶滅危惧(環境省、富山・岐阜・長野) タカネヒカゲ ジャノメチョウ科 亜高山帯 ベニヒカゲ ジャノメチョウ科 準絶滅危惧(環境省・新潟県) クモマベニヒカゲ クモマツマキチョウ シロチョウ科 絶滅危惧(新潟)、危急種(富山)、準絶滅危惧(環境省、長野・岐阜) ミヤマシロチョウ 絶滅危惧(長野)、危急種(環境省) タカネキマダラセセリ セセリチョウ科 準絶滅危惧(環境省、岐阜・長野) オオイチモンジ タテハチョウ科 危急種(環境省)、準絶滅危惧(長野・岐阜) コヒオドシ 準絶滅危惧(長野)
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