駒の舞【コマノマイ】(食用作物)
![]() |
登録番号 | 第13874号 |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | 駒の舞 よみ:コマノマイ |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 青森県 | |
品種登録者の住所 | 青森県青森市長島一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 坂井真、須藤充、舘山元春、神田伸一郎、坂本聖子、春原嘉弘、上原泰樹、前田一春、八島敏行、川村陽一、横山裕正、諏訪充 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「山形40号」に「ふ系164号」を交配して育成された固定品種であり、育成地(青森県十和田市)における成熟期は中生の早、障害型耐冷性及び耐倒伏性が強の水稲、粳種である。草型は偏穂重、稈長はやや短、稈の細太はやや太、剛柔は剛、止葉の直立の程度は立、葉身の色は緑である。穂長はやや短、穂数はやや少、粒着密度はやや密、穎色は黄白、ふ先色は黄白-黄である。芒の有無と多少は稀、芒長は短、芒色は黄白-黄である。玄米の形は中、大小はやや小、粒色は白、色沢及び精玄米千粒重は中、玄米の見かけの品質は上の下、光沢は中、食味は上の下である。水稲・陸稲の別は水稲、粳・糯の別は粳、出穂期及び成熟期は中生の早、穂揃日数は中、障害型耐冷性は強、穂発芽性はやや難、耐倒伏性は強、脱粒性は難、収量は多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a、i、k、穂いもち及び葉いもちほ場抵抗性はやや強、白葉枯病ほ場抵抗性はやや弱である。アミロース含量は中、蛋白質含量はやや低である。「むつほまれ」及び「ゆめあかり」と比較して、いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a、i、kであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に青森県農業試験場藤坂支場(現青森県農林総合研究センター藤坂稲作研究部、十和田市)において、「山形40号」に「ふ系164号」を交配し、6年に雑種第4代で個体選抜を行い、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、15年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 駒の舞のページへのリンク