飛鳥山停留場とは? わかりやすく解説

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飛鳥山停留場

(飛鳥山駅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/20 04:45 UTC 版)

飛鳥山停留場
ホーム(2022年2月)
あすかやま
Asukayama
SA 16 王子駅前 (0.5 km)
(0.4 km) 滝野川一丁目 SA 18
所在地 東京都北区滝野川一丁目
駅番号 SA17
所属事業者 東京都交通局
所属路線 都電荒川線(東京さくらトラム)
キロ程 6.5 km(三ノ輪橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
993[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1911年明治44年)8月20日
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飛鳥山停留場(あすかやまていりゅうじょう)は、東京都北区滝野川一丁目にある東京都交通局都電荒川線(東京さくらトラム)の停留場である。駅番号SA 17

歴史

王子電気軌道の最初の開業区間として、大塚停留場(現・大塚駅前停留場)までの区間が営業を開始した際に起点の停留場として開業し、その後東京市電(後の都電19系統)が現在の本郷通り上に停留場を設けた。当初は現在の荒川線と線路がつながっていなかったが、1949年に線路が接続され、本郷方面から王子駅前まで乗り入れた。

戦後は都営トロリーバスも開通したものの、後から開通した2路線が廃止され、元の姿に戻った。

年表

  • 1911年明治44年)8月20日:王子電気軌道飛鳥山上 - 大塚間開業時に飛鳥山上停留場として開業。
  • 時期不詳:飛鳥山停留場へ改称。
  • 1915年大正4年)4月17日:王子電気軌道飛鳥山 - 王子(現・王子駅前)間開業。
  • 1923年(大正12年)4月15日:東京市電飛鳥山線駒込駅前 - 飛鳥山間開業。
  • 1942年昭和17年)2月1日:王子電気軌道を東京市が買収。東京市電(現・東京都電車)滝野川線(現・荒川線)となる。
  • 1944年(昭和19年):戦時体制により滝野川線の営業を休止[2]
  • 1946年(昭和21年)7月10日:滝野川線の営業を再開[3]
  • 1949年(昭和24年)12月1日:飛鳥山線と滝野川線が接続。
  • 1957年(昭和32年)1月12日:トロリーバスの飛鳥山停留場が開業。
  • 1968年(昭和43年)3月31日:トロリーバス廃止。
  • 1971年(昭和46年)3月18日:飛鳥山線の廃止に伴い、滝野川線のみの停留場となる。

停留場構造

相対式ホーム2面2線を有する。飛鳥山線が存在したころは上下渡り線があった。

乗車ホーム 路線 方向 行先
西側 都電荒川線
(東京さくらトラム)
上り 三ノ輪橋方面
東側 下り 早稲田方面

停留場周辺

バス路線

最寄りのバス停留所都営バス飛鳥山停留所、北区コミュニティバス「Kバス」飛鳥山公園停留所である。
以下の路線が通る。

  • 都営バス飛鳥山停留所(明治通り外回り)
  • 都営バス飛鳥山停留所(明治通り内回り)
    • 王40甲・王55:池袋駅東口
    • 草64:池袋駅東口行・とげぬき地蔵前行
  • 北区コミュニティバス「Kバス」8.飛鳥山公園停留所(本郷通り駒込方向)
    • 王子・駒込ルート(平日):JR駒込駅
    • 王子・駒込・田端ルート(土休日):JR駒込駅・JR田端駅
  • 北区コミュニティバス「Kバス」20.飛鳥山公園停留所(本郷通り王子方向)
    • 王子・駒込ルート(平日):JR王子駅(北とぴあ前)行
    • 王子・駒込・田端ルート(土休日):JR王子駅(北とぴあ前)行

隣の停留場

東京都交通局
都電荒川線(東京さくらトラム)
王子駅前停留場 (SA 16) - 飛鳥山停留場 (SA 17) - 滝野川一丁目停留場 (SA 18)

脚注

  1. ^ 東京都 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ 『わが街わが都電』東京都交通局、1991年8月。 
  3. ^ 今尾恵介『日本鉄道旅行地図帳 : 全線・全駅・全廃線 5号』新潮社、2008年9月。 

関連項目

外部リンク




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