飛騨の山樵及び木工用具
名称: | 飛騨の山樵及び木工用具 |
ふりがな: | ひだのさんしょうおよびもっこうようぐ |
種別: | 生産、生業に用いられるもの |
員数: | 3,258点 |
指定年月日: | 1981.04.22(昭和56.04.22) |
所有者: | 飛騨市 |
所有者住所: | 岐阜県飛騨市 |
管理団体名: | |
備考: | 植林関係31点,伐採関係289点,木挽関係176点,槫へぎ関係86点,春木作り関係46点,炭焼関係261点,建築大工関係519点,指物大工関係133点,木地師関係130点,柄屋関係86点,桶屋関係159点,曲げ師関係73点,運搬関係562点,交易関係74点,仕事着141点,携行食関係171点,山小屋関係226点,信仰儀礼28点,その他67点 |
解説文: | 山国飛騨は、我が国でも最も豊富な山林資源に恵まれた地域の一つである。 この収集は、こうした山村における主要な生産、生業である山樵【さんしよう】や木工等に関する用具類を飛騨全域にわたって巨細に取りまとめたもので、伐採用具・木挽用具・炭焼用具・大工用具を中心に、関係の運搬具・交易用具・信仰儀礼用具や山小屋で使った用具、仕事着、食器類等を網羅する内容となっている。 これら用具類の中には、明治末期から昭和初期にかけて活躍した大工の道具類一式が完全な形で包含されているほか、各職種の使った道具の変遷と実態を裏付けるに足る変化に富んだ用具が数多く含まれている。また、収集の橇【そり】は種類が多く内容も豊富で、特にその付属用具は木材の搬出がいかになされたかを実証するに充分なものとなっている。 山樵及び木工用具として質量ともによく整い、地域的特色のある収集として重要である。 |
- 飛騨の山樵及び木工用具のページへのリンク