非参加者との温度差と騒音問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 11:34 UTC 版)
「浜松まつり」の記事における「非参加者との温度差と騒音問題」の解説
規約で定められた行事全体の終了時間は午後10時とはあるが屋台の引き回しが終了する午後9時ごろから初練りを始めたりしているためどうしても規約時間内に収めることはできず、規約の定める時間を大幅に超えてしまうのが現状である。また、酒を飲んで騒いだり、盛り上がった参加者が勝手にラッパを吹き続ける、といった参加者個人の問題も非参加者との温度差を生む要因になっている。 3日間に渡り夜遅い時間まで市内各地でラッパを鳴らすことが騒音問題となり、参加していない市民(非参加者)などからの苦情の要因にもなっており、「子供を寝かしつけるのにうるさい」「明日仕事なのに寝られない」といった批判が起こる。毎年のように苦情が上がるため、警察に苦情が入ると直接町の幹部に指導がいく体制となっている。 しかし、まつり参加者を中心として(規約上の)終了時刻を延長すべきという意見も多く、平成26年には終了時刻を午後11時に延長することがまつり本部より提案されるなど、非参加者との温度差は激しい。このような温度差があるのは、浜松まつりは神事ではないため無関心層の理解が得られにくい という見解があり、組織委統監部の丸井通晴部長は非参加者への配慮の必要性を訴えている ほか、田町の仙田治興自治会長は「子供のためのまつり」という原点に立ち返って欲しいと主張している。
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