青沼駅とは? わかりやすく解説

青沼駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/03 14:15 UTC 版)

青沼駅[* 1]
駅全景(2021年10月)
あおぬま
Aonuma
羽黒下 (1.7 km)
(1.4 km) 臼田
所在地 長野県佐久市入澤[1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 小海線
キロ程 59.5 km(小淵沢起点)
電報略号 アオ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線[1]
乗車人員
-統計年度-
38人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1915年大正4年)12月28日[1]
備考
  1. ^ 1952年(昭和27年)に入沢駅から改称[1]
テンプレートを表示

青沼駅(あおぬまえき)は、長野県佐久市入澤にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)小海線である[1]

歴史

  • 1915年大正4年)12月28日:佐久鉄道中込駅 - 羽黒下駅間の開通と同時に、入沢停留場(いりさわていりゅうじょう)として開業[1]。旅客営業のみ。
  • 1934年昭和9年)9月1日:佐久鉄道を国有化し、鉄道省小海北線(→小海線)に編入[2]入沢駅となる[3]。ただし、当駅からは線内各駅および信越本線小諸・上田・長野駅への旅客のみ取り扱い(旅客駅[3]) 。
  • 1935年(昭和10年)11月29日:小海線の全通に伴い[4]、旅客を取り扱う区間に中央本線小淵沢・上諏訪・岡谷の各駅を追加[5]
  • 1944年(昭和19年)11月11日:前日限りで運輸営業を休止[6]
  • 1952年(昭和27年)3月1日:小海線羽黒下駅 - 三反田駅間に青沼駅として新設の扱いで営業を再開[7]
  • 1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[8]
  • 1989年平成元年)2月:待合室が放火により、全焼(秋に現在の待合室が再建されている)[1]

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅である[1]

無人駅である[1]。JR東日本移行後も待合室は国鉄時代のシックなものであったが、放火による火災で全焼し、現在のものに建て替えられた[1]

利用状況

2007年度(平成19年度)、2009年度(平成21年度)- 2011年度(平成23年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。

乗車人員推移
年度 1日平均
乗車人員
出典
2007年(平成19年) 49 [1]
2009年(平成21年) 38
2010年(平成22年) 38 [9]
2011年(平成23年) 38 [10]

駅周辺

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
小海線
羽黒下駅 - 青沼駅 - 臼田駅

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、146頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ 大蔵省印刷局, ed (1934‐08-25). “鉄道省告示 第395号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2296). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2958772/3. 
  3. ^ a b 大蔵省印刷局, ed (1934‐08-25). “鉄道省告示 第396号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2296). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2958772/3. 
  4. ^ 大蔵省印刷局, ed (1935‐11-22). “鉄道省告示 第541号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2668). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2959147/3. 
  5. ^ 大蔵省印刷局, ed (1935‐11-22). “鉄道省告示 第543号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (2668). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2959147/3. 
  6. ^ 大蔵省印刷局, ed (1944‐11-10). “運輸通信省告示 第557号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (5348). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2961851/3. 
  7. ^ 大蔵省印刷局, ed (1952‐02-29). “日本国有鉄道告示 第67号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (7542). https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2964095/11. 
  8. ^ 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 3号 飯田線・身延線・小海線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年7月26日、27頁。 
  9. ^ 長野県統計書(平成22年版)(2015年2月13日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project
  10. ^ 長野県統計書(平成23年版)(2015年2月13日アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project

関連項目

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「青沼駅」の関連用語

青沼駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



青沼駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの青沼駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS