電話による火災報知の歴史とは? わかりやすく解説

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電話による火災報知の歴史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 02:03 UTC 版)

119番」の記事における「電話による火災報知の歴史」の解説

1876年明治9年)、アレクサンダー・グラハム・ベル電話機発明したが、その翌年1877年明治10年)にはもう日本電話機渡来している。日本電話実用化一般加入電話よりも、組織内構築され専用電話先行した1878年明治11年5月17日には内務省から内務省警務局東京警視本署への1113間(約1.2Km)に警察電話架線されている。同年9月には大阪で、また同年12月には横浜でも 警察電話架設された。このほか1891年明治24年12月28日警視庁から東京市内にあるすべての警察署巡査派出所消防分署消防派出所に非常報知機設置し、その通信線架設完了させるなど、警察組織通信設備近代化積極的に取り組んでいたことが伺える。 警視庁内に置かれ消防組織において、火災出場迅速化目的専用線をはじめて架設したのは1887年明治20年)である。放水用の馬ひき蒸気ポンプ火入れ早期出場のため、警視庁消防本署1881年内務省警視消防本部から改められた)から各消防分署警察電話消防電話)を架設することが計画された。その第一弾として消防本署から蒸気ポンプ置いている万世橋派出所および浅草橋派出所 への電話線架設工事同年6月24日より始まった蒸気ポンプ火を入れてから圧力上昇するまで20分間要するため、早期点火望まれていた。また同年8月26日消防本署直轄幸橋派出所芝区)にも蒸気ポンプ配備するとともに電話架設工事始まり同年12月12日警察電話開通した。少し遅れた同年12月23日には万世橋浅草橋の両派出所への警察電話開通したこのように消防組織における電話活用1887年暮れ始まった

※この「電話による火災報知の歴史」の解説は、「119番」の解説の一部です。
「電話による火災報知の歴史」を含む「119番」の記事については、「119番」の概要を参照ください。

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