電話における平衡接続
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 13:13 UTC 版)
電話の場合は、電話局の交換機と利用者(電気通信事業者からみると「加入者」)の電話機(「端末」)との間にL1・L2の2本の電線を設置し、L1に正方向(プラス方向)の音声信号が起きるときに、L2には逆方向(マイナス方向)の信号が起こる。電話線の場合は電話局から末端の電話機までの間(「線路」という)のインピーダンスが、長距離伝送に有利な600Ωに保たれている。電話の「線路」が何kmも伸ばせるのは、平衡回路であり、かつインピーダンスが低く保たれているためである。
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