電気通信術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 07:41 UTC 版)
詳細は「電気通信術#実施」を参照 一総通 モールス電信 1分間75字の速度の和文、1分間80字の速度の欧文暗語及び1分間100字の速度の欧文普通語によるそれぞれ約5分間の手送り送信及び音響受信 直接印刷電信 1分間50字の速度の欧文普通語による約5分間の手送り送信 電話 1分間50字の速度の欧文(無線局運用規則別表第5号の欧文通話表による。)による約2分間の送話及び受話 二総通 モールス電信(一総通と同様) 電話(一総通と同様) 三総通 モールス電信 1分間70字の速度の和文、1分間80字の速度の欧文暗語及び1分間100字の速度の欧文普通語によるそれぞれ約3分間の手送り送信及び音響受信 電気通信術はモールス符号の音響受信および手送り送信、直接印刷電信(テレタイプ運用技能、キーボードを用いて通信文をタッチタイピングで入力)、電話(通話表を用いた通信文の送受信)がある。試験科目が多いこともあって他の無線従事者よりも要求される技術が非常に高い。 モールス符号の音響受信は非常に高速であるため(昭和58年3月まで第一級無線通信士の電気通信術(モールス電信)は和文が1分間85字、欧文暗語が1分間100字、欧文普通語が1分間125字で上述の「第一級無線電信通信士」の記載条件である。)欧文では筆記体による速記術を習得しなければ対応が困難なほどである。また、内容は電報形式による額表があり、単に送受信できるだけでは合格は覚束ない。 アマチュア無線で電信の経験を積んでから受験する者も多い。 第一級アマチュア無線技士の電気通信術(モールス電信)は廃止されたが、和文が1996年(平成8年)まで1分間50字、欧文が2005年(平成17年)まで1分間60字、2011年(平成23年)まで1分間25字であった。
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