雇用者所得とは? わかりやすく解説

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雇用者所得

雇用者所得とは、生産活動から発生した付加価値のうち労働提供した雇用者への分配額をさす。所得支出勘定では、家計受取りにのみ計上される雇用者とは、産業政府サービス生産対家民間非営利サービス生産問わずあらゆる生産活動従事する就業者のうち、個人業主無給家族従事者を除くすべての者であり、法人企業役員特別職公務員議員等も雇用者含まれる
 雇用者所得は、具体的には以下の様な項目から構成されており、このうち1b)、2および3の一部は、実際に現金の形で雇用者支払われるものではなく帰属計算項目として雇用者所得に含めているものである
  1. 賃金・棒給
    a) 現金給与所得税社会保険料雇用者負担控除前)。一般雇用者賃金給料手当賞与などのほかに役員給与議員歳費等も含まれる
    b) 現物給与自社製品等の支給など、主として消費者としての雇用者利益となることが明らかな財貨サービス対する雇主支出である。給与住宅差額家賃もこれに含まれる
  2. 社会保障雇主負担
    健康保険組合年金基金等の雇主の負担金
  3. その他の雇主負担
    退職一時金退職年金等の雇主の負担金
    2、3は、雇用者福祉のための社会保障基金その他に対する雇主の拠出金である。




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この記事は、各省庁等のデータを基に、(独)労働政策研究・研修機構が作成した「労働統計用語解説」を転載しております。厳密な定義については、各省庁等のホームページをご参照下さい。

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