開発・運営の紛争
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ところが、運営会社の派趣科技が自社の別タイトルとのコラボレーションを独断で発表したり「インターナショナル版」と銘打ったiOS版を無断でApp Storeに登録するなどの問題行動が相次いだため、幻萌との対立が表面化する。紛争の過程では派趣側の担当者が紛争によるユーザー数の減少について「ゲームのプレイヤーはニラ(韭菜)のようなもので、刈ってもまた生えて来る」と微博で発言したことがリークされ、抗議が相次ぐなど大部分のプレイヤーは開発の幻萌側を支持する姿勢を見せた。 2015年7月末、幻萌は派趣との共同運用を解消することを発表し、同時に派趣が無断で運用し続けたサーバーデータの60日以内の削除命令と、幻萌の直営による新サーバへの移転を発表した。新サーバは台湾に設置されたため、中国大陸の簡体字でなく繁体字での運用となり、派趣のものと合わせて字体が異なる2種類の『戦艦少女』アプリが一時的に並立する事態となっていたが、App Storeで配信されていた「インターナショナル版」は幻萌の申し立てが受理されて削除された。その後も両者間で法廷闘争が続いたが、2016年2月19日に双方の和解が成立する。同年9月、和解成立に伴い派趣サイドの『戦艦少女』はサービスを終了した。
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