開業から連結運転開始まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 23:42 UTC 版)
「箕面有馬電気軌道1形電車」の記事における「開業から連結運転開始まで」の解説
1910年3月の開業以来、宝塚線と箕面線の全線で運用された。 1923年からの2両連結運転の開始に伴い、1 - 18は前面を改装して平妻・角形化の上貫通路つきとし、台車中心間距離を延長し自動連結器を設置した。同時に前面の行先表示幕を左側に移動、側面の飾り窓部分を磨りガラスから板張りに変更、12・18の2両は屋根を元の二重屋根の上にカバーをかぶせるような形で丸屋根に改造して前面幕板上部が緩くカーブした独特の顔つきになり、ベンチレーターもお椀形に換装されている。なお、二重屋根車については、側面両端部にトルペード形ベンチレーターを取りつけている。 19 - 33については、連結器は取りつけられたものの前面の改造は実施されなかった。この他、大阪市内の併用軌道区間の単架線化によりトロリーポールがシングルポールに変更されている。また、1922年9月には51形の制御車である300形を中間に組み込んで、3両編成の試運転を実施している。 1924年には12と17の車番振替を実施、二重屋根車が1 - 16、丸屋根車が17・18で番号が揃えられた。
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