長距離患者搬送実績
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 01:45 UTC 版)
「航空機動衛生隊」の記事における「長距離患者搬送実績」の解説
都道府県知事などの要請による災害派遣(患者輸送)として、C-130H輸送機へ搭載した機動衛生ユニットにより、ドクターヘリなどが対応できない重症患者の長距離患者搬送を行っている。2014年11月22日現在の累計搬送回数は13回である。その多くは、心臓・肺などの臓器移植を受ける患者(レシピエント)や高度な手術や体外式膜型人工肺(VA-ECMO)使用など集中治療管理を必要とする先天性心肺疾患の小児患者だという。 2011年(平成23年)4月21日 - 鬱血性心不全の90代女性を千歳基地から花巻空港へ搬送(東日本大震災による災害派遣) 2012年(平成24年) - 4回6月15日 - 拡張型心筋症の20代女性を新潟空港から伊丹空港へ搬送 8月31日 - 肝不全・腎不全の50代女性を青森空港から岡山空港へ搬送 12月5日 - 重症心不全の40代男性を鹿児島空港から伊丹空港へ搬送 12月25日 - 先天性心疾患の0歳男児を鹿児島空港から入間基地へ搬送 2013年(平成25年) - 2回7月8日 - 先天性心疾患の1歳男児を鹿児島空港から入間基地へ搬送 7月10日 - 重症心不全の50代男性を新潟空港から入間基地へ搬送 2014年(平成26年) - 8回1月15日 - 虚血性心筋症の50代男性を鹿児島空港から伊丹空港へ搬送 2月14日 - 気管腫瘍の10代女児を旭川空港から羽田空港へ搬送 4月20日 - 肺低無成症・気管狭窄症の1歳男児を千歳基地から神戸空港へ搬送 5月23日 - 重症心不全の50代男性を鹿児島空港から伊丹空港へ搬送 8月7日 - 重症呼吸不全の10代男性を入間基地から岡山空港へ搬送 8月29日 - 特発性間質性肺炎の2歳男児を入間基地から岡山空港へ搬送 11月21日 - 拡張型心筋症の0歳男児を長崎空港から伊丹空港へ搬送
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