長期欠場からの復帰
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2010年3月9日、変形性膝関節症による右膝関節内遊離体除去の手術を行うことを発表し、4月5日に手術を行い成功。全日本に移籍してからは初めてとなる長期に渡り試合を欠場したが、9月10日、船木誠勝とのシングルマッチで復帰。試合は引き分けになるものの、欠場以前と変わらぬムーブを見せた。また、9月20日後楽園ホールではKAIとのシングルマッチに勝利。その日の世界ジュニアヘビー級王座戦の試合後にリングに上がり、最多の連続防衛を記録した王者のカズ・ハヤシに挑戦表明し物議を醸したが、翌日の会見で、「気分は(あしたのジョーの)力石。そこにカズ・ハヤシがいるから(挑戦する)」と、世界ジュニア王座への挑戦を正式に発表した。また、それに合わせて体重の減量も行われ、1か月で約10kgの減量に成功して挑んだが敗れた。 2011年の新春シャイニングシリーズでは、船木誠勝の仲介もあり、敵対関係にあった鈴木みのるとタッグを結成、1月2日、3日と立て続けに鈴木に誤爆してしまうが、鈴木のほうから歩み寄りを見せ、3日の試合後に握手、タッグチームとしてタイトルも狙っていくことを発表した。また、全日本プロレス恒例のバトルロイヤルにも参加し、史上初の同年でのヘビー級、ジュニアヘビー級優勝を果たした。 2011年6月7日、平井伸和が試合後に急性硬膜下血腫で倒れた事件の責任を取り、全日本プロレスの代表取締役社長を辞任した。選手としては引き続き所属する。 同年8月27日、ALL TOGETHERに参加。小橋健太とタッグを組んで飯塚高史・矢野通組と対戦、小橋と共にムーンサルトプレスを披露した。その後、この試合は年間プロレス大賞年間最高試合(ベストバウト)賞に認定される。 2012年3月20日両国大会、秋山準が保持する三冠ヘビー級王座に挑戦したがスターネスダストで敗れた。
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