長期暦を刻んだ石碑
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/24 14:24 UTC 版)
「アバフ・タカリク」の記事における「長期暦を刻んだ石碑」の解説
また、アバフ・タカリクで注目されるのが、かってイサパ様式とされた先古典期後期あるいは終末に位置づけられる長期暦を刻んだ石碑である。石碑2号は、下半分が欠損しているものの、いわゆるcycle7、すなわち7バクトゥンの日付けを刻んだメソアメリカ最古の可能性を持つ石碑である。もし、カトゥンの「位」が6であれば、7.6.0.0.0.として、一番古くて紀元前235年までさかのぼることになる。また仮に16であっても7.16.0.0.0.であれば、紀元前38年になるので最も古くなる可能性を持っている。7.16.19.17.19であれば紀元前18年に当たる。また、8.2.2.10.5.〔7チクチャン18ウオ〕(紀元83年)と8.4.5.17.11.〔7チュエン14カヤブ〕(紀元126年)の日付けを刻んだ石碑5号も古い長期暦の日付けが刻まれた石碑として知られている。
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