長八温泉
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正面から
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温泉情報 | |
所在地 | 富山県富山市上袋548 |
座標 | 北緯36度39分40秒 東経137度12分54秒 / 北緯36.66111度 東経137.21500度座標: 北緯36度39分40秒 東経137度12分54秒 / 北緯36.66111度 東経137.21500度 |
交通 | 富山地方鉄道上滝線朝菜町駅から徒歩10分(交通アクセス) |
泉質 | アルカリ性単純温泉 |
泉温(摂氏) | 38.7 °C |
湧出量 | 掘削自噴450 |
pH | 8.66 |
液性の分類 | アルカリ性 |
浸透圧の分類 | 低張性 |
長八温泉(ちょうはちおんせん)は、富山県富山市上袋にある温泉である。かつては日帰り入浴施設としてエヌケイシー経営の『まちなか天然温泉 ゆくりえ』の1軒が存在していた。
概要
2002年に富山市掛尾の多不動産が温泉を掘削し、2004年6月10日に『長八温泉 花の湯館』という名称でオープンした[1]。2008年に法人改組された[2]のち、2018年12月にセンティアに事業譲渡され[3]、2019年4月1日に全国の412の公募から選ばれた『まちなか天然温泉 ゆくりえ』に改名された[4]。その後、センティアはエヌケイシーに名称変更したものの、コロナ禍でスクール会員脱会やレッスン延期が相次ぎ資金繰りが悪化。スクールは大半が他社に引き継がれたが、『ゆくりえ』は2025年7月28日までに営業を停止し、7月30日までに、富山地方裁判所から破産手続き開始決定を受けた。負債は約11億円とされる[2]。
富山駅南側の郊外にあり、市街地からもほど近い立地であった。
また、ホットヨガ施設『ヨガスタジオ・センティア ゆくりえ店』や老人ホーム『ケアハウスひかりの花苑』が隣接しており、ここでの温泉入浴とセットにして売り出されていた。
泉質
深さ1,500mから掘った源泉である[5] 。普段は加温しないが、気温の低い日にはわずかに加温設定する[6]。
施設諸元
かつての『ゆくりえ』施設は鉄骨平屋建て約1,700m2で[1]、大きな内湯(針葉樹の無垢材のような天井と赤大理石の床や浴槽が特徴)と露天風呂(檜皮葺を模した壁が付いた岩風呂)が一つ、サウナや水風呂、畳敷きやベンチの休憩コーナーがあった。男湯と女湯の場所は毎日変わっていた[6]。
2004年の開業当時は約百畳の休憩室と食堂が存在していた[1]。後に食堂は廃止された、売店は営業停止まであった。
交通アクセス
- または、富山地方鉄道バスの「西上袋」バス停で下車し徒歩5分。
脚注
- ^ a b c d 『北日本新聞』2004年6月11日付朝刊31面『富山に大型スーパー銭湯 『花の湯館』オープン』
- ^ a b エヌケイシー破産 富山市の「まちなか天然温泉ゆくりえ」営業停止 負債11億円(富山新聞DIGITAL、2025年7月31日配信、同年8月23日閲覧)
- ^ 会社概要Company overview(株式会社センティア、2023年11月18日閲覧)
- ^ a b 【まちなか天然温泉 ゆくりえ】烏龍茶色をした天然温泉(温泉の杜、2022年12月31日)
- ^ a b c d 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)140頁。
- ^ a b 『富山の日帰り湯 銭湯 サウナ 温泉 100』(2024年7月11日、北日本新聞社発行)108頁。
関連項目
外部リンク
- まちなか天然温泉ゆくりえ公式HP
- まちなか天然温泉ゆくりえ(facebook)
- 長八温泉 (@yukurie_toyamaonsen) - Instagram
- まちなか天然温泉ゆくりえ(YouTube)
- 長八温泉のページへのリンク